2025-09-25
ストレス解消法
ストレスは、何らかの外的な刺激が加わることで身体に変化が起こることで、人間の身体はある程度ストレスに対して抵抗することができます。神経伝達物質であるアドレナリンや、抗ストレスホルモンと呼ばれる複数のホルモンを分泌させ、血圧を上昇させるなどして身体を守ろうとします。そして、適度なストレスがある状態は、良い緊張感を与えて行動力を高めるなど、良い結果をもたらすこともあります。しかし、あまりにもストレスが強い場合や長期間に渡ってストレス状態が続く場合は、身体が抵抗しきれず、心身の不調を引き起こすこともあるため注意が必要です。
大きなストレスや長く続くストレスは、日常生活や健康に影響を与え、心身の不調を引き起こすことがあり、不調がひどくなる前に、ストレスと距離をおく対策をとったり、気分を落ち着かせてリラックスする対策をとったりするなどして、緊張状態を解消することが必要です。
『お手軽ストレス解消法』
ー身体を動かすー
身体を動かしているとすっきりするという人が多いのは、余計なことを考えず、落ち込んだ気分をリセットできるので、ストレス解消になるためです。好きなスポーツや畑仕事など体を動かす趣味など、自分が楽しめるが推奨されます。
ー紙に書きだすー
いつも同じことを考えている状態や、心にしこりを抱えている状態は、常にストレスがかかり続けている状態です。悩みを紙に書き出すことは、モヤモヤを発散できるだけではなく、問題点や自分の感情、解決策などを整理することにも役立ちます。現状を冷静に振り返る機会にもなるため、ストレス解消だけでなく、悩みの解決策を見つける良い機会となります。
ー誰かと楽しい時間を過ごすー
信頼できる誰かと過ごすことは安心感につながります。相談しながら具体的なストレス解消方法を探っていくことも推奨されます。
ー大声を出すー
大きな声を出すことはストレス解消につながります。カラオケやスポーツの応援もおすすめですし、ライブやコンサートといった非日常場面で過ごしてリフレッシュ出来ます。
ー自然の中で過ごすー
職場や自宅から離れて「自然豊かな場所」で過ごすことが、リラックスにつながる場合もあります。近場の海辺や森林、近所の公園など「身近な自然」で過ごすのも良いです。
ー湯船につかるー
ゆっくりとお風呂に入るだけでもストレス解消が期待できます。お湯を39℃程度の「ややぬるめ」の温度に設定すると、副交感神経が優位になりリラックスしやすくなります。好きな入浴剤を入れて香りを楽しんでも良いでしょう。
ストレスが溜まりきってしまう前に、現状の自分に適したストレス解消法を見つけていきましょう。また、これらは、気圧の変化による不調や免疫力低下による不調、生活習慣の乱れによる不調などの原因となる『自律神経の乱れ』を整える効果も期待できます。夏バテや、残暑による秋バテで心身ともに不調をきたすリスクが高い時期ですので、皆様どうぞ、ご安全に!
『子育て大学』参照
https://kosodate-univ.jp/kosodate/7207