2026-01-07
成人の日
『成人の日』は、新成人を祝う国民の祝日で、毎年1月の第2月曜日に設定されています。大人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ますことを目的としています。元来は、男性の『元服(げんぷく)』、女性の『裳着(もぎ)』に代わるものとして設けられたそうです。
『元服』
奈良時代以降、公家や武家の12~16歳の男子が氏神様の前で大人の服に改め、髪型も子どもの髪型から大人の髪型にして、冠をつけ成人を示す儀式で、『初冠(うひかぶり)』とも呼ばれていました。
『裳着』
女子は腰から下にまとう『裳(も)』を着け始めるのが成人の儀式で、お祝いの裳着の日には人望のある人物が腰結役をつとめ、裳の腰ひもを結び、化粧をしたり、お歯黒をつけたりしていました。男子と違い年齢の目安はなく、配偶者が決まったときなどに行われてたようです。
ー成人の日の歴史ー
・明治時代の兵役
明治以降、男子は兵役につく義務を課せられるようになり、兵役につくためには徴兵検査を受ける必要がありました。この徴兵検査が成人式の意味を持つようになります。
・成人式の始まりは『青年祭』
現代の成人式の起源は、1946年に埼玉県蕨市で行われた『青年祭』で、このイベントは戦後の若者たちを励ますために企画され、これが現在の成人式の原型となりました。この取り組みが全国に広まり、1948年に『成人の日』が正式に制定されました。
・1984年(昭和59年)以降 1月15日が『成人の日』に
戦後兵役の義務がなくなると、1984年の法改正によって『成人の日』は正式な祝日と定められ、1999年(平成11年)までは、祝日法で成人の日を『1月15日』と定めていました。この日に決められた理由としては、奈良時代以降、大人になった第一歩を示す儀式『元服の儀』が、小正月である1月15日に行われていたから、と考えられています。
・2000年(平成12年)からは1月の第2月曜日
2000年(平成12年)1月から適用された『ハッピーマンデイ制度』は、3連休以上の期間を増やすため、海の日や敬老の日、スポーツの日など国民の祝日の一部が、従来の日付から特定の月曜日に固定されることになったものです。成人の日も対象のひとつで、固定されていた1月15日から、現在の1月の第2月曜日に変更されました。
ー成人年齢の変化と影響ー
・2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げ
・18歳で契約や選挙権は得られるが、飲酒、喫煙、ギャンブル等は20歳からと変わらず
・成人式は20歳を対象としている自治体が多く、『二十歳の集い』等の名称に変更していることろもある
服装は華やかなフォーマルで、女性は袴、男性はスーツや袴が主流です。近年は外国籍の方もおり、自国の民族衣装を着用している方もいます。国際的にも18歳を成人とする国が多く、成人式として式典を設けて祝う国は珍しいそうです。社会人として、ルールやマナーを守りつつ最高の思い出を作って欲しいですね。
参照
『思い立ったが吉日』
https://hatibunme.com/what-is-coming-of-age-day-everything-about-its-meaning-history-etiquette-for-dress-code-and-how-to-spend-the-day/
『HugKum(はぐくむ)』
https://hugkum.sho.jp/178992







