夏を前に、梅雨の季節でも熱中症の危険は伴います。汗をかくほどの気温ではなく湿度が高い際に、熱の放出がうまく行われず体温調節不良により熱中症になることがあります。
熱中症は、体温上昇により引き起こされる健康障害で、脱水症により電解質（ナトリウムやカリウムなど等）のバランスが崩れることでも引き起こされます。（水分と塩分バランスの崩れ）

熱中症の分類：熱失神、熱疲労、熱けいれん、熱射病

予防策
・こまめな水分、塩分補給（ナトリウムを含んだスポーツドリンクや経口補水液など）
・利尿作用のあるコーヒーやお茶類のとりすぎに注意する
・通気性の良い格好と帽子の着用で直射日光を避ける
・体を冷やす（首、脇の下、足の付け根が効果的）


熱中症になった際の応急処置
・作業/運動を中断し涼しい場所へ移動
・太い血管がある場所（首、脇の下、足の付け根）を冷やす
・水分、塩分補給
救急車を呼ぶ判断は、意識障害や会話が十分にできないなどの症状があれば救急車を呼ぶ、または速やかに病院を受診する

宮澤工務店では熱中症対策として、休憩室はいつでも涼めるようエアコンを入れてあり、経口補水液と涼むためのアイスクリームは誰でもすぐ手に取れるようになっています。また、空調服を着用して作業に当たるなどの対策をしています。安全管理の観点から長袖の着用で、屋外作業が主なため、それぞれがお互いのコンディションに注意するようにしています。更に、規則正しい生活を心がけ、栄養バランスのとれた食事と質の良い睡眠をとることで免疫力を保ち、健康管理を日々行うことが大変重要です。